2016-17以来のリーグ戦で“初アシスト” チェルシーで忘れられていた男が見せた意外な攻撃性

今冬チェルシーに戻ってきたケネディ photo/Getty Images

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もう1年チャンスを与えるべきとの見方も

優勝を争っていたマンチェスター・シティとリヴァプールのプレミアリーグ最終節が注目を集める中、3位でフィニッシュしたチェルシーの最終節にも興味深い動きがあった。

今季のプレミア最終節でワトフォードと対戦したチェルシーは、左ウイングバックにケネディを抜擢。ケネディといえば2015年にチェルシーと契約を結んだものの、そこからワトフォード、ニューカッスル、ヘタフェ、グラナダ、フラメンゴとレンタル移籍を続けてきた苦労人だ。

今冬にはベン・チルウェルの負傷離脱を受けてチェルシーに呼び戻されたのだが、出番はFA杯2試合のみ。それ以降は出場がなく、どこか忘れられていたところもあった。
そのケネディがワトフォード戦でスタメンに抜擢されることになり、チェルシーの選手としてプレミアリーグの試合に出場するのは2016-17シーズン以来のことだ。

しかもケネディはこのゲームでアシストを記録。チェルシーの選手としてリーグ戦でアシストを記録するのは初のことで、英『The Sun』によればサポーターからもケネディを称賛する声が多く出ているという。

「彼の攻撃性は非常に優れている。なぜトゥヘルが使わないのか分からない」

「彼は私が好きなテクニシャンだが、なぜトゥヘルはもっと信頼しないのか?」

このゲームではチルウェルも途中出場したが、同じ左サイドを務めるマルコス・アロンソがチームを離れる場合はケネディにもう1シーズンチャンスを与えてもいいのではないか。ワトフォード戦は可能性を感じさせるゲームになったとも言える。

またワトフォード戦ではこちらも定位置を確保できていなかったMFロス・バークリーが途中出場から決勝ゴールを記録しており、サプライズ要素の強い最終節になった。バークリーも今夏の動きが気になるところだ。

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