移籍の可能性から一転残留へ 今後もシティでプレイするのはスターリングにとって“修羅の道”?

ラヒーム・スターリングは今後もマンチェスター・シティでの挑戦を続けるようだ photo/Getty Images

ライバルが年々強力になる

ボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランド獲得を発表したマンチェスター・シティ。これで前線のメンツが入れ替わるのは確実であり、ガブリエウ・ジェズスがアーセナルに行く可能性は高い。本人はシーズンが終わるまでは決断しないとコメントしており、シーズン終了後に移籍先が発表されるものと見られている。

ラヒーム・スターリングも同じくアーセナル行きが噂されていた。ハーランドとポジションが被ることはないが、ハーランドがやってくることでフィル・フォーデンが偽9番を務める必要がなくなり、サイド、もしくは中盤にポジションを本格的に固定することになる。サイドとなればスターリングのライバルとなる。

英『The Athletic』によるとスターリングは6月のイングランド代表として出場するネイションズリーグ後に今後について決定するという。移籍先として噂のあるアーセナルやトッテナムに移籍する気はなく、シティで今後もプレイしたいと考えているようだ。それでも、契約を結ぶことができなければバルセロナやレアル・マドリードといった長年タイトルを獲得しているチームに加わりたい考えがあるという。

このことからも残留が濃厚となりそうなスターリングだが、今季以上に来季は出場機会が減るかもしれない。

一つ目の要因としてはフォーデンのサイド起用だ。元は中盤の選手だが、3トップで使われ始めるとより存在感を示し始め、今季は44試合で14ゴール11アシストを記録。得点力にスピード、技術の高さと多くの能力が高水準であり、今季のスターリングだとスピードくらいしか勝てるポイントがない。怪我も少なく左にフォーデン、中央にハーランド、右にリヤド・マフレズがファーストチョイスになるか。

来季で2季目となるジャック・グリーリッシュも気になる存在だ。今季はどこか遠慮がちに見えるが、ベルナルド・シウバ、ジョアン・カンセロら今の主力は2季目から大きく飛躍している。グリーリッシュが来季から本領発揮すれば、スターリングが押しのけられてしまう。

最後にフリアン・アルバレス、コール・パルナー、ジェイムズ・マカティら若手の台頭である。アルバレスはリーベル・プレートから獲得する選手で、センターフォワードと右ウイングでプレイできる、ストライカーとチャンスメイカーを組み合わせたようなハイブリッドタイプである。ハーランド同様に期待の新人であり、ジェズスがパルメイラスからやってきたように即フィットすることも考えられる。パルマーとマカティは驚異的な存在になるにはまだ早いが、マカティは今季U-23で23試合18ゴールを挙げている。中盤の選手だが、フォーデン同様ポジションを上げる可能性はある。

昨季の終盤から下がった序列が回復しないスターリング。今季は調子を取り戻したかに思われたが、一時的なものであり、ファーストチョイスに戻るのはまだまだ先の話かもしれない。

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