今季だけでいえばルベン・ディアスよりも評価が上? シティで過小評価されている離脱しない男・ラポルト

今季は離脱せずチームを支えるアイメリック・ラポルト photo/Getty images

頼れる守備者に成長している

昨季はルベン・ディアス、ネイサン・アケを加えセンターバック陣を大幅に強化したマンチェスター・シティ。既存のアイメリック・ラポルト、ジョン・ストーンズも加わり、計4人の守備者でシーズンを戦っている。

しかし、難しいのは怪我の問題であり、今季はストーンズとアケの怪我が目立つ。さらにディアスも難しく、カイル・ウォーカー、ストーンズと並んで今季はもうピッチに立たないことが発表された。そのため、残りの試合ではフェルナンジーニョや若手にスポットライトが当たることになる。

そんな守備陣にけが人続出のシティだが、今季はラポルトが安定したパフォーマンスを披露し、最終ラインからチームを支えている。アスレティック・ビルバオから加入し、2018年からシティに在籍しているラポルト。攻守両面で輝ける現代型CBであり、ストーンズとのコンビの安定感は素晴らしかった。だが、昨季は新加入のディアスとストーンズのコンビに出番を奪われ、今夏には移籍もささやかれていた。

だが、そのストーンズが起用されなくなると、今季はディアスとコンビを組み素晴らしいパフォーマンスを披露している。弱点であった守備での凡ミスも減っており、何より今季は離脱がほぼなかった。コンディション不良ということで1試合欠場したが、それ以外は万全であり、リーグ戦では30試合に出場して4ゴールを記録。得点力も開花しており、攻守ともに頼りになるセンターバックである。

そのディアスも離脱し、現状ではラポルトのみとなっているが、今季は安心して最終ラインを任せることができる。守備対応は改善傾向にあり、何よりビルドアップでの貢献が素晴らしい。パス成功数が2556本とプレミアで最多のも関わらず、成功率は94%と高い。ロングボールは131本とロドリに続くチーム2番目の数字であり、相手のハイプレスを無効化しつつ前線の選手にボールを配球することができる。

不安定さもあり評価の上がらないラポルトだが、今季は安定感がありパフォーマンスを上げている。今季に限っては過小評価されているセンターバックの一人で、今後もチームを最終ラインから支えることになるだろう(データは『SofaScore』より)。

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