ディアスの突破力は大きな力に
リヴァプールはプレミアリーグ第35節でニューカッスルと対戦し、1-0で勝利した。今試合で右ウイングで先発出場となったルイス・ディアスは、持ち前のドリブルを生かして突破口を広げた。
UEFAチャンピオンズリーグとの連戦を戦うリヴァプールは、メンバー温存となった今試合。サブに回ったモハメド・サラーの代わりに右ウイングとなったのは、普段は左ウイングで起用されるディアスだった。前半から何度も仕掛けて攻め入る。対峙するマット・ターゲットも守備での対応力を見せ、ディアスのサイドから一進一退の攻防が繰り広げられていた。
そんな中でもディアスは、スピードを活かして勝負に持ち込みチャンスを作っており、7度のドリブル企画から成功数「5」を記録。チームの連戦によって普段とは逆のポジションを務めることになっても、自身のストロングポイントは十分に発揮できていた(データは『SofaScore』より)。
70分からサラーが途中交代で入ると左ウイングに“復帰”したディアス。3トップでは中央でも献身的なプレイができる同選手は、第34節のエヴァートン戦でのディボック・オリギへのアシストなど身体能力も高く、ゆくゆくはサディオ・マネのような存在になっていくかもしれない。