プレミアでは2ゴールのみに終わる? 1億ポンドの男・グリーリッシュはどうやって評価を復活させるのか

まだまだ今季は物足りないジャック・グリーリッシュ photo/Getty images

難しい状況だ

CL準決勝1stレグ、レアル・マドリード戦では4-3とまずは先勝を収めたマンチェスター・シティ。得点差は1点差だが、内容ではスペインの強豪レアル相手に圧倒しており、素晴らしいパフォーマンスが見られた。2ndレグではジョアン・カンセロが復帰することになっており、さらにシティの強さに磨きがかかることになる。

そんな絶好調のシティだが、この勢いに乗り切れていない人物がいる。MFジャック・グリーリッシュだ。昨季までアストン・ヴィラでプレイしていたチャンスメイカーで、今夏の移籍市場で1億ポンドの高額な移籍金でチームに加わった。

移籍直後は悪くない立ち位置だった。今季はシーズン前にEURO2020が開催されており、ケビン・デ・ブライネをはじめとしたその大会に参加した主力のコンディションは最悪だった。そのためか、レスター・シティとのコミュニティシールドではサミュエル・エドジーやコール・パルマーといった若手を使わざるを得ない状況であり、グリーリッシュもその試合で起用されている。初ゴールもプレミア2節のノリッジ戦と早かった。綺麗なゴールではなかったが、チームに貢献しており、次節アーセナル戦ではアシストも記録している。

完璧なスタートダッシュだったが、左ウイングではラヒーム・スターリングが復調し、フィル・フォーデンがさらに完成度を高めていく。

相手を押し込みアタッキングサードでの崩しを得意とするシティだが、グリーリッシュはスペースがないのかボックス内での打開が見られていない。スターリング、フォーデンはドリブルで相手の守備陣を切り裂いていくが、グリーリッシュは一定のリズムでドリブルを刻むため一瞬の速さがなく、フィニッシュできない場面が散見されている。

英『Football 365』では来シーズン信頼を取り戻す必要のある10人としてシティからはグリーリッシュの名前を挙げている。数字も22試合で2ゴール2アシストであり、物足りない。やはり、ボックス内で違いを見せられないことが評価低下につながっているのか。

現状は3トップの左や中央で起用されているが、今後はインサイドハーフにポジションを下げるのも悪くない。そのポジションではより運動量を求められることになるが、パスやシュート、ドリブルをする際の角度は広がる。一つ一つのパスや精度やアイデアはいいだけにポジション変更が飛躍のカギかもしれない。

1億ポンドで加わるも、現状では主力とは言えないグリーリッシュ。先日のレアル戦でもベンチ入りはしたが出番はなく、そろそろ21-22シーズンも終わりに近づいているが、ここからどう評価を逆転していくのだろうか。

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