ブルーノ・フェルナンデスの“推しボランチ”がポグバの代役に? 2部で牙を研ぎ続けるアカデミー出身選手とは

ポルトガル代表のスターからも期待されるガーナー photo/Getty Images

来季に向けボランチの獲得は必須だ

現在ポール・ポグバの去就が注目されているマンチェスター・ユナイテッド。彼との契約は今シーズン限りとなっており放出が有力視されている。さらにネマニャ・マティッチもチームを去ることを明言しており、今夏のマンUは来季に向けて中盤の新戦力を獲得することが予想される。

しかしユナイテッドは外部の選手の獲得を狙うだけでなく、自分たちの保有する選手にも目を向けているはず。ノッティンガム・フォレストにレンタル中のジェイムズ・ガーナーが目を見張るべき活躍を見せているのだ。

ガーナーはマンUのアカデミー出身で、2019年にトップチームデビューを果たした21歳のイングランド人だ。2020年にはワトフォード、2021年にはノッティンガム・フォレストへレンタルされ、ここ2シーズンはイングランド2部リーグのチャンピオンシップで奮闘している。

今シーズンはノッティンガム・フォレストで主にボランチを担当し、リーグ戦37試合に出場。4ゴール6アシストを記録している。チームは現在3位に位置しており、昇格争いの真っ只中。ガーナーはスティーブ・クーパー監督の下、ノッティンガム・フォレスト躍進の中心メンバーとして活躍している。

英『The Mirror』によれば、ガーナー本人は「もし、ユナイテッドで23歳以下の選手と一緒にプレイしていたら、今の自分はなかったと思う」と話しており、ノッティンガム・フォレストで充実した時を過ごしているようだ。

さらに、ユナイテッドの中心選手となっているブルーノ・フェルナンデスは「いつか一緒にプレイしたいアカデミーの選手は誰?」というSNSでの質問に対し「ジェイムズ・ガーナー」と回答。トップチームの仲間からも共闘を望まれている。

来季マンUの新監督に決まったエリック・テン・ハーグはこの21歳をどう見るのか? テン・ハーグが彼を必要とせずとも、ノッティンガム・フォレストからレンタル延長を求められれば、そのままプレミアリーグに同時昇格する可能性もある。果たして来季のガーナーが戦いを挑む舞台はどこになるのだろうか。

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