前人未到の“58試合無敗”の新記録を樹立 ディアスが抜けても豊富な前線揃える青きドラゴンが強すぎる

ポルティモネンセには7ゴールを決めた photo/Getty Images

ポルトガル国内での無敗新記録となる

昨シーズンはわずか2敗ながら、シーズン1敗のスポルティングCPに及ばず2位で終了したポルト。今季は昨季の強さを維持しており、31試合で26勝を挙げてプリメイラリーガで首位を独走している。

第31節で強豪のブラガと対戦したポルトは、最後までゴールを奪うことができず0-1で敗れ、リーグ戦初の黒星を喫した。この敗戦はプリメイラリーガでは、59試合ぶりとなっており、それまでの58戦無敗は国内新記録となった。

シーズン序盤はルイス・ディアスがエースとして君臨し、得点を量産していた。さらにメフディ・タレミが最前線の起点となり、ゴールでもチームに貢献。ディアスが1月の移籍市場でリヴァプールへ移籍するも、エヴァニウソンが覚醒して13ゴールを記録。ディアスを含め、リーグのゴールランキング上位6名のうち3名がランクインしている。

セルジオ・コンセイソン監督の下で、豊富な運動量とスピーディーな攻撃を武器として国内で絶対的な強さを誇る。UEFAチャンピオンズリーグでもセリエAで首位のミランに勝利し、リヴァプールとアトレティコ・マドリードに次ぐ3位でELへとまわった。90分を通して強度が高く、速攻でゴールを奪ってしまえるうえに豊富な攻撃陣を揃えるポルト。今季はライバルのベンフィカがCLベスト8へと勝ち進んでいるが、ポルトも国内で見せた強さを来季は欧州の舞台で発揮できるか。

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