ゴールこそ奪えなかったが…… 大邱に個の力を見せつけたモーベルグへの期待感

個人での技術の高さを見せつけた photo/Getty Images

残り試合での活躍にも注目だ

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ第4節で大邱FCと対戦。勝利が絶対的に必要だった今試合だが、最後までゴールネットを揺らせずスコアレスドローで終えた。右サイドハーフから何度もチャンスを作ったのは、ダヴィド・モーベルグだ。

前回対戦では中央を固める相手に対し、サイドから攻め入るも決定機を作れず、逆にカウンターを浴びる展開になってしまった浦和。今節は個で打開できるモーベルグを先発出場させ、右サイドから何度もチャンスを作った。

4分には右サイドを抜け出したモーベルグがカットインから好機を演出。シャルクとのパスは合わなかったが、再びボールを拾うと狙いすましたシュートでゴールに迫る。13分にも単独突破から3人を引き連れながら、コースを見つけてシュートを狙うもGKの好守に阻まれ得点することはできなかった。

モーベルグは最終的に5本ものシュートを放ったが最後までゴールを決めることができなかった。ただ今試合は結果に結びつかなかったものの、何度も決定機を作るなど技術力の高さを見せつけたと言える。今季はJ1でも引いて中央を守り抜く相手に辛酸を舐めさせられている浦和だが、今後はモーベルグの個の力で勝ち星を積み上げることもできるはずだ。さらなる得点に期待したい。

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