C・ロナウドがいなければマンUは“残留争い”していた? 15ポイントは失っていたとの見方も

リヴァプールには今回も0-4で大敗 photo/Getty Images

批判を浴びながらも15得点ゲット

今季より古巣マンチェスター・ユナイテッドに復帰したFWクリスティアーノ・ロナウドは何かと批判も浴びているが、ロナウドが加入していなければ今頃マンUはどうなっていたのだろうか。

興味深いツイートをしたのは、イギリスでも有名なジャーナリストであるピアース・モーガン氏だ。同氏はTwitterにて「今季のユナイテッドは、ロナウドがいなければ残留争いに巻き込まれていただろう」とツイートしている。

大袈裟に聞こえるかもしれないが、実際にロナウドのおかげで勝ち点を拾ったゲームは多い。ハットトリックを記録した3月のトッテナム戦(3-2)、4月のノリッジ・シティ戦(3-2)でロナウドのゴールが勝利に直結したのは言うまでもなく、ロナウドを欠いていれば両ゲームとも負けていたかもしれない。
現段階でマンUが獲得している勝ち点は54点となっているが、英『The Sun』はロナウドのゴールとアシストで勝ち点15は拾ったと分析している。これを単純に当てはめるならば、ロナウドが復帰していなかった場合は現段階の勝ち点が15ポイントマイナスの39点になっていたということだ。

プレミアリーグでは勝ち点40が残留へのセーフティラインと考えられることが多く、この時期に39ポイントしか獲得できていなかった場合は少々ピンチだ。残留を心配する必要はあっただろう。

今なら11位のニューカッスルがちょうど40ポイントを稼いでおり、12位ブレントフォードが39ポイントだ。つまりマンUはこのくらいのポジションに落ちていた可能性もあるということだ。

ロナウドは今季リーグ戦で15得点奪っており、それに続いてMFブルーノ・フェルナンデスが9得点を記録している。今のマンUではこの2人くらいしかリーグ戦二桁得点を記録できる選手は見当たらない。マーカス・ラッシュフォード(4得点)、ジェイドン・サンチョ(3得点)も不十分だ。

先日ロナウドが欠場したリヴァプール戦は0-4と悲惨なスコアで終えており、37歳のロナウドがチームに欠かせぬゴールゲッターなのは間違いない。欧州カップ戦出場権の夢が見られるのは、ロナウドがチームに戻ってきてくれたおかげと言えそうだ。

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