76戦で歴代4位の《39ゴール》へ到達 オランダ代表で止まらぬデパイはV・ペルシー超えるか

オランダ代表絶対的エースのデパイ photo/Getty Images

1年半ほどで20ゴールも追加

オランダ代表が今年のワールドカップ・カタール大会で上位へ入れるかどうかは、スーパーエースのメンフィス・デパイにすべてが懸っていると言ってもいい。

今季よりプレイするバルセロナでは定位置を確保できるか不透明なところもあり、期待通りのキャリアにはなっていないかもしれない。しかし、オランダ代表では絶対に替えの利かない存在だ。

26日にはデンマーク代表と親善試合を行い、デパイはここでも得点を記録。チームも4-2の勝利を収めた。
これがデパイにとっては代表通算39点目となり、これは歴代4位の数字である。3位はパトリック・クライファート(40得点)、2位クラース・ヤン・フンテラール(42得点)、そして1位がロビン・ファン・ペルシー(50得点)となっており、今のデパイのペースならば今年のうちに単独2位あたりまで浮上することも不可能ではない。オランダの歴史に残る名アタッカーと言えよう。

今回のカタール大会へ向けた欧州予選でも、デパイは10試合で12得点と爆発。全コンペティションを合わせれば、2020年末よりデパイは20得点と急激に得点ペースを上げている。

クラブでの状況に関わらず、デパイはカタールの地でもチームの中心となるだろう。ここが機能しなければ、オランダが上位へ食い込むのは厳しいはず。同国歴代最高アタッカーへ、デパイにとっても今年のワールドカップは勝負だ。

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