武者修行先でゴールもアシストも未だ“ゼロ” マンUが抱えるウルグアイの才能が苦しんでいる

現在はアラベスにレンタルされているペリストリ photo/Getty Images

今季はスペインでプレイするも……

2020年10月、マンチェスター・ユナイテッドは南米から若き快速アタッカーをチームに迎え入れた。その選手とはウルグアイ代表FWファクンド・ペリストリ。まだ若い選手とあって時間はかかるかもしれないが、将来は彼がチームの前線で重要な役割を務めてくれるはず。当時の彼にそんな期待を寄せていた人も少なくなかったはずだ。

しかし、マンU加入から1年半の時間が経過した現在、ペリストリは武者修行先で苦しんでいる。2021年冬の移籍市場でリーガ・エスパニョーラのアラベスに向かった同選手だが、現時点でのこのレンタルは非常に厳しいものとなっている。今季はここまで公式戦20試合に出場して、ゴールもアシストもいまだ“ゼロ”。レベルアップを図ってのレンタルだったが、アタッカーとしてはほぼ機能していない状態が続いてる。

加えて、ここのところは出番も大幅に減少。シーズン中盤戦までは途中投入での起用も多かったペリストリだが、直近のリーグ戦10試合で出場したのはたった10分間のみ(2試合)となっている。現在アラベスはリーガで降格圏の19位に沈んでいるが、この20歳はそんな状況でも出番が回ってこないのだ。
自慢のドリブルもなかなか通用せず、レンタル先で厳しい立場に置かれているペリストリ。大きな期待を背負ってウルグアイから欧州にやってきたはずだが、現在そのキャリアはやや停滞してしまっていると言っていい。はたして、マンUが抱えるヤングタレントは今後この苦しい現状を打破することができるのか。武者修行先で正念場を迎えているペリストリの未来はいかに。

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