今季は“ファン・ダイク超え”の存在感? リヴァプールで攻守に輝きを放つプレミア屈指のCB

リーズ戦ではオーバーラップからゴールをゲット photo/Getty Images

今季はプレミアで1ゴール1アシスト

プレミアリーグの2月の月間MVPにリヴァプールのジョエル・マティプが選ばれた。今季はフィルジル・ファン・ダイク以上といっても過言ではない貢献度で、好調なリヴァプールの守備陣を支えている。

195cmの長身で相手FWの大きな壁となるマティプ。彼と同じく190cmを超えるファン・ダイクの2CBはリーグ屈指の守備力を誇る。対人守備にも強くスピードも速いため、彼を抜くことは非常に困難だ。

さらにシャルケ時代にはボランチでプレイしており、足元の技術やドリブルも上手い。前にスペースを見つければ単独で突破を図り、気づけばゴール前で決定機を作るなど、マティプは攻撃面でも存在感を発揮している。ロングボールでカウンターの起点となるファン・ダイクの隣で、ドリブルで攻撃の選択肢を広げる役割を担えるのだ。

セットプレイではその高さが大きな武器となっており、ゴール前ではストライカーのようなフィニッシュで自ら決定的なチャンスを演出するマティプ。ここ数年は怪我に泣かされ、思うようなプレイができなかったが、今シーズンはプレミアリーグ21試合に出場し、レギュラーとして攻守に輝きを放っている。

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