アヤックスが送り出す次なる“金の卵” NEXTポグバにレアルやマンCも熱視線

アヤックスのグラフェンベルフ photo/Getty Images

バイエルンやリヴァプールも争奪戦参加か

近年、アヤックスが生んだ若きタレントといえば、やはりMFフレンキー・デ・ヨング(現バルセロナ)やDFマタイス・デ・リフト(現ユヴェントス)が思い浮かぶ。この2人は今やオランダ代表でも主力となっており、アヤックス産タレントの中でも注目の集まっている逸材と言えるだろう。

しかし、そんな2人に続いて、アヤックスからはまたもビッグな才能を秘めたヤングスターがステップアップを果たすのか。今夏の移籍市場にて、ビッグクラブ行きの可能性が噂されているのは19歳の“NEXTポグバ”だ。

その“NEXTポグバ”とは、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ。独『Spox』によると、現在の同選手には各方面から関心が寄せられており、レアル・マドリードやマンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスをはじめとした複数クラブが獲得に動くとされている。
そんな大注目のグラフェンベルフは中盤でマルチな才能を発揮するテクニシャンだ。身長190cmの大柄な体躯が目を引くものの、柔らかなタッチでボールを扱う術に長けている同選手。華麗なダブルタッチで相手をいなすプレス回避能力はピカイチで、創造性豊かなワンタッチでのパスも各方面から高い評価を受けている。そのサイズと優れたボールスキルを理由に、現地では“NEXTポグバ”と呼ばれているわけだ。

今季はアヤックスで公式戦34試合に出場し、データサイト『WhoScored.com』による1試合平均評価点でも「7.19」というハイレベルな数字を残しているグラフェンベルフ。継続して好パフォーマンスを披露しており、その高い安定感も彼がビッグクラブから興味を引く理由のひとつなのだろう。

先日は「夏に移籍する覚悟はできている」ともコメントしたアヤックスの新鋭MF。はたして、グラフェンベルフは来季どこでプレイすることとなるのだろうか。オランダで輝く“NEXTポグバ”の去就からは今後も目が離せない。

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