ポルトガルでは《118戦60ゴール》 33歳・スリマニは名門で躍動する

スポルティング・リスボンで活躍するスリマニ photo/Getty Images

今冬の復帰後も得点ペース止まらず

9日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグの2試合では、おそらく世界のほとんどの人がレアル・マドリードVSパリ・サンジェルマンの方に注目しているだろう。このカードはベスト16の中で1、2を争うビッグマッチだ。

同日に行われるもう1つのカードはマンチェスター・シティVSスポルティング・リスボンの一戦で、1stレグはマンCが5-0のスコアで圧勝している。もう2ndレグの結果は見えたようなものであり、マンCが楽にベスト8行きを決めるだろう。こちらのカードに注目しているのは両チームのサポーターくらいか。

スポルティング・リスボンとしては、ポルトガルの名門として意地を見せたい。期待したいのは、今冬クラブに戻ってきた33歳のアルジェリア代表FWイスラム・スリマニである。
スリマニは今季途中までフランスのリヨンでプレイしていたが、今冬スポルティング・リスボンに復帰。マンCとの1stレグにも15分だけ出場しているのだが、注目はそこからだ。

スリマニは2月20日のエストリル戦で1アシスト記録すると、続くマリティモ戦で1得点、さらに今月5日のアロウカ戦では2得点を記録。スリマニは過去にもスポルティング・リスボンでプレイしていたが、ポルトガル国内の環境が合っているのか、スポルティング・リスボンではゴールを量産している。

過去の成績と合わせると、スポルティング・リスボンでは通算118試合で60得点14アシストの成績を残している。時間にすると128分に1ゴール挙げていることになり、その勢いは復帰した今回も変わっていない。

スポルティング・リスボンがここから逆転でベスト8へ進む可能性は極めて低いが、意地は見せたい。スリマニを含めマンC相手にゴールは奪えるだろうか。

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