日本代表のCBのポジション争いはハイレベル 板倉、谷口に続きシュツットガルトDF伊藤洋輝も参戦か

日本代表入りが期待される伊藤洋輝 photo/Getty images

若手の招集が期待される

アジア最終予選のオーストラリア戦を24日に控えている日本代表。ここで勝利となればワールドカップ・カタール大会へのストレートインが決まることになっている。オーストラリアも強豪だが、日本としては[4-3-3]がハマっており、本来の実力を発揮できれば白星を挙げられる可能性は高い。

そんな日本代表だが、指揮官である森保一監督がオーストラリア戦、ベトナム戦での招集メンバーについてオンライン取材で語っている。オーストラリア戦はアウェイ開催となっており、新型コロナウイルスの影響も考えて「各ポジションにプラス一人ぐらい連れていきたい」と発言しており、さらに「次の世代の選手たちに今後A代表の戦力となれるよう経験を積んでもらう」ともコメントしている。

現在、フル代表に選ばれていない若手は多いが、期待するとすればシュツットガルトでプレイしている伊藤洋輝は候補に入るだろう。

ジュビロ磐田で日本でのキャリアを積み、今季からドイツに渡った伊藤。シュツットガルトのBチームとしての加入だったが、実力が認められ現在はトップチームでプレイしている。3バックの左や左ウイングバックとして出場機会を得ており、今季はすでに21試合に出場して1ゴールを決めている。

ここまではフル代表の経歴のない選手だが、ドイツ1部でスタメンを張っているとなれば、代表で戦う実力は備わっているはずだ。今の代表のCB陣では貴重なレフティであり、ビルドアップに貢献することができる。さらにアーセナルに所属する冨安健洋は怪我からの復帰が長引いており、今回も招集外となる可能性は高い。であれば吉田麻也、板倉滉、谷口彰悟らに続いて伊藤が呼ばれても不思議ではない。

本大会への出場が近づくこのタイミングで若手の招集を示唆した森保監督。特に伊藤は代表でも主力となれる選手であり、メンバー発表を待ちたい。

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