今年こそサラーはバロンドールに手が届くのか プレミア“19ゴール10アシスト”の勢いは凄まじい

リヴァプールでゴールを量産するサラー photo/Getty Images

リヴァプールで複数タイトル獲れば可能性はあるが……

南野拓実らバックアッパー組を含め、全員でEFL杯を勝ち取ったリヴァプール。その勢いは凄まじく、今季の彼らならば複数タイトルを手にすることも可能だろう。3ポイント差で首位マンチェスター・シティを追うプレミアリーグ、決勝トーナメント1回戦1stレグから順調な滑り出しを見せたチャンピオンズリーグ、さらには先日も南野の2発で勝ち上がりを決めたFA杯と、4冠だって不可能ではない。

この勢いを受け、米『ESPN』は「今年のバロンドールはモハメド・サラーが獲得するのか」とサッカーファンへ質問を投げかけている。

サラーは昨年のバロンドールで7位に終わったことが話題となっていたが、今季はプレミアリーグでも19得点10アシストと圧巻の成績を残しており、プレミア得点王をゲットする可能性は高い。そこにチームタイトルも複数加われば、可能性は十分にあるだろう。
ただ、リヴァプールが複数タイトルを獲得する場合はチームメイトのFWサディオ・マネも対象には入ってくる。マネの場合はセネガル代表のエースとして今年のアフリカ・ネイションズカップを制しており、エジプト代表のサラーは惜しくも準優勝だった。この差は大きい。

SNS上では得点ペースではサラーにも負けないバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ、さらにはリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドが今年のワールドカップを制して再びバロンドールを手にするなんて声も出ているが、サラーがかなり近いポジションにいるのは間違いないだろう。

近年のバロンドールは得点数とチームタイトルが重要視されてきたところがあり、サラーにはその条件を満たすチャンスがある。もちろんまずはリヴァプールでプレミア逆転優勝、チャンピオンズリーグ制覇を決める必要はあるが、今年は世界最高の称号に届くだろうか。

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