《2番手FW》としてビッグクラブから大人気 332分で9ゴールの男にユーヴェも目をつけた

バイエルンの2番手FWとして活躍するチュポ・モティング photo/Getty Images

決して主力になるわけではないが……

今冬にFWドゥシャン・ヴラホビッチを加えたユヴェントスは、次の移籍市場でヴラホビッチの負担を軽減する2番手FWの獲得に動くと見られている。

現在アトレティコ・マドリードからレンタルで加えているFWアルバロ・モラタを完全移籍で獲得するプランもあるものの、その場合は3500万ユーロを支払う必要があるとされている。高額なのは事実で、ユヴェントスはすでに別プランも検討している。

伊『TuttoSport』によれば、別プランとして浮上しているのがバイエルンFWエリック・マキシム・チュポ・モティング(32)である。
カメルーン代表のチュポ・モティングは、強豪クラブにとっては理想的な2番手FWと言えよう。バイエルンではロベルト・レヴァンドフスキのバックアッパーだが、今季は全コンペティション合わせて9得点4アシストの数字を残している。332分間しかプレイタイムは与えられていないのだが、13得点に関与しているのは見事だ。2番手FWとしては十分すぎる実力者だ。

バイエルンに加入する前はパリ・サンジェルマンで豪華攻撃陣のバックアッパーを務めており、今では世界で最も信頼できる2番手FWと言っても大袈裟ではない。191cmのサイズを活かして前線にパワーと高さをプラスすることもでき、ヴラホビッチの控えとしては理想的か。

ただ、今のところバイエルン側に手放す考えはない。バイエルンとチュポ・モティングは2023年6月まで契約を結んでおり、バイエルンはチュポ・モティングを欠かせない戦力と捉えているようだ。

2番手FWとして引く手あまたというのも面白いキャリアだが、ビッグクラブが興味を示すところにチュポ・モティングの実力の高さが表れていると言えよう。

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