2年続けてバイエルンから主力DF流出 全員フリーで手放したドイツの巨人の気になる来季

ズーレはまさかのドルトムントへ photo/Getty Images

あまりスマートな動きとは言えない

今季もブンデスリーガで首位を快走しているバイエルンだが、そこに驚きのニュースが入ってきた。DFニクラス・ズーレがライバルのドルトムントへ移籍することが決まったのだ。

ズーレは来季よりドルトムントでプレイすることになり、何かと守備に不安のあるドルトムントにとっては大きな補強だろう。それもライバルのバイエルンから戦力を引き抜けたのは大きい。

スペイン『MARCA』もこの動きに注目しているが、これでバイエルンは2シーズン続けてセンターバックを手放すことになる。昨夏にはダビド・アラバがレアル・マドリードへ、ジェローム・ボアテングがフランスのリヨンへそれぞれ移籍しており、そして今季終了後にはズーレがドルトムントへ向かう。

共通しているのは、この3人を全員フリーで手放してしまったことだ。移籍金を回収できなかった点は痛手で、バイエルンにしてはスマートな動きとは言い難い。ズーレも今季ここまでリーグ戦19試合に出場している貴重なセンターバックの1枚であり、来季へ向けてバイエルンは最終ラインに手を加えるべきだろう。

現チームにはリュカ・エルナンデス、ダヨ・ウパメカノ、サイドバックとセンターバックの両方をこなすバンジャマン・パヴァール、19歳と若いタンギー・クアッシらが揃うが、バイエルンのように3冠を狙うビッグクラブにとって十分な陣容とは言えないだろう。アラバ、ボアテングに続いてズーレまで離れる影響はそれなりに大きいはず。

今季はここまで順調に勝ち星を伸ばしているが、最終ラインはアラバとボアテングの穴埋めや新戦力ウパメカノがフィットするかどうかなど、開幕から手探りの部分はあった。今月16日からはチャンピオンズリーグの決勝トーナメントがスタートするが、新生バイエルンの最終ラインが決勝トーナメントの舞台でも安定したパフォーマンスを発揮してくれるか未知数なところもある。

来季バイエルンのセンターバック陣はどのような構成となっているのか。前線は破壊力抜群だが、2年続けて主力がフリーで離れる最終ラインに関しては不安もあるだろう。

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