ゴール量産しても仏代表では“4番手FW”…… 代表で16試合しかプレイできていない凄腕の点取り屋

モナコではエースのベン・イェデル photo/Getty Images

得点力はワールドクラスと言ってもいい

前回大会王者として今年のワールドカップ・カタール大会に乗り込んでくるフランス代表は、おそらくキリアン・ムバッペ、カリム・ベンゼマ、アントワーヌ・グリーズマンらで前線を構成することになるだろう。

特に代表に戻ってきたベンゼマはレアル・マドリードで好調を維持しており、今世界で最も信頼できるセンターフォワードの1人だ。そこにムバッペ、ディディエ・デシャンが信頼を置くグリーズマンが絡んでいくことになる。

しかし、彼らに次ぐ4番手とも言えるFWを忘れてはならない。リーグ・アンで懸命にネットを揺らし続けているのが、モナコのFWウィサム・ベン・イェデル(31)だ。

ベンゼマらに比べると地味な印象もあるだろうが、ベン・イェデルは現在リーグ・アンで14得点を挙げて得点ランク首位を走っている。

ベン・イェデルは2019-20シーズンも18得点を挙げてムバッペと得点王のタイトルを分け合っており、今のリーグ・アンを代表するストライカーなのだ。

セビージャでプレイしていた2018-19シーズンにもリーグ戦で18得点を記録しており、その得点力はかなりのレベルにある。

だが、代表ではライバルのクオリティが高すぎる。これだけ優秀な数字を残しながら、ベン・イェデルはこれまでフランス代表で16試合しかプレイできていない。継続して召集は受けているが、おそらく今年のワールドカップでもFWのバックアッパーとなる可能性が高い。

これだけのクオリティを備えながら1番手になれないところにフランスの厳しさが表れているが、ワールドカップで出番はあるだろうか。昨夏のEURO2020はずっとベンチから見守るだけで出番がなく、まだEUROもワールドカップも本大会を経験したことがない。ベン・イェデルも国際大会のピッチを踏みたいはずで、モナコから懸命にデシャンへのアピールは続いている。

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