2戦連発でエース不在の穴を埋める ウイング起用に応えたリヴァプールMF

2試合連続弾を決めたチェンバレン photo/Getty Images

クリスタル・パレス戦で2点目をゲット

プレミアリーグ第23節でリヴァプールとクリスタル・パレスが対戦。この試合でチームの2点目を奪った男がアレックス・オックスレイド・チェンバレンだ。ウイングで結果を残すアタッカーがエース不在の穴を埋める働きを見せる。

モハメド・サラーがアフリカネーションズカップを戦うエジプト代表に招集されており、リヴァプールを離脱している。エースがいない中、右ウイングを務めるのは中盤での起用が多いチェンバレンだった。アーセナル時代はウインガーだった同選手が、中盤や前線の選手たちとの連携から上手い動き出しを見せ、今試合でも追加点となるゴールを決めている。

この得点で第22節のブレントフォード戦に続き、リーグ戦2試合連続ゴールとなった。どちらもアンドリュー・ロバートソンからのクロスボールをゴールネットに沈めており、新たな得点パターンとして確立されつつある。

自身のドリブルやスピードをサイドでも遺憾なく発揮し、鋭い動き出しからゴールを決めるなどサラーの不在の穴を完全に埋めたチェンバレン。エースが復帰となれば、チェンバレンは中盤に戻ることが想定されるが、若い選手や主力組も中盤に増えてきている状況で、チェンバレンのウイング起用もユルゲン・クロップ監督の選択肢の1つとなったかもしれない。

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