DFなのにプレミアで唯一の“二桁アシスト” 世界記録更新に期待がかかる23歳

不動の右SBとして君臨 photo/Getty Images

今季はここまで10アシストを記録した

現在プレミアリーグでトップとなる55得点を決めているリヴァプール。破壊力抜群の前線に高精度のクロスを送りゴールをお膳立てするプレイヤーが、トレント・アレクサンダー・アーノルドだ。右SBながらチームの司令塔となっている男は、今季自身が持つ記録を更新するかもしれない。

アレクサンダー・アーノルドはユルゲン・クロップ監督に見出され、右SBとしてチームに欠かせない存在となった。2017-18シーズンにプロ初得点を決めた右SBは、翌年にプレミアリーグでは、DFのアシスト数として最多の「12」を記録してギネス世界記録にも認定された。翌年にも13アシストを決めており、チームのプレミアリーグ制覇に貢献した。

そんな彼は今季ここまで19試合に出場して10アシストを記録。シーズンを折り返した状況下ですでにギネス記録は目の前まで迫っており、今シーズンの更新は間違いないだろう。リーグで唯一の二桁アシストを記録している23歳は、リヴァプールの攻撃において重要な役割を担っている。

順位表では、1試合少ないものの首位のマンCに勝ち点差「11」と大きく離され、2位となっているリヴァプール。連勝街道を突き進むマンCに比べてブレントフォード戦まで3試合未勝利と勝ち点を伸ばすことができず、モハメド・サラーとサディオ・マネといった得点源も不在な中、アレクサンダー・アーノルドがゴールにつながるパスを供給することができれば、さらに勝利を掴み取ることができるだろう。

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