やはりコウチーニョにはプレミアが合っていた 良き理解者とともにさらなる全盛期を迎えるか

プレミア復帰戦となったコウチーニョ photo/Getty Images

デビュー戦で同点ゴールを決めた

今冬にバルセロナから期限付きで加入したフィリペ・コウチーニョ。プレミアリーグ復帰戦となった第22節マンチェスター・ユナイテッド戦では、貴重な同点弾を決めてドローに持ち込むなど、初戦から存在感を発揮している。

この試合でサブからのスタートとなったコウチーニョ。ブルーノ・フェルナンデスに2点目を決められ、0-2で迎えた68分に途中出場でプレミア復帰を果たす。77分にジェイコブ・ラムジーがゴールして1点差に詰め寄ると、81分にはラムジーの折り返しを中央でフリーで待っていたコウチーニョがゴールネットを揺らして2-2とする。試合はこのまま終了し、同選手の貴重な同点ゴールで2点差を追いつく結果となった。

コウチーニョはデビュー戦から得点を決めてチームに貢献する活躍を見せた。スペインではバルセロナのスタイルに適応するのに時間がかかったブラジル代表MFだが、何度もゴールネットを揺らしてきたプレミアのピッチのほうが彼には合っているのだろう。

また英メディア『BBC』でスティーブン・ジェラード監督はリヴァプール時代にともにプレイしたコウチーニョについて「私は彼が持っている才能を、再び解き放つことができる」とコメントしており、現役時代にはコウチーニョがゴールを量産する姿を後ろから支えていた指揮官が、今度は監督として彼を最大限に活かしていくことが期待される。

慣れたイングランドのピッチで、良き理解者とともにコウチーニョはリヴァプール時代のような輝きを取り戻すことだろう。もしかすると最後にプレミアでプレイした4年前を超えるような活躍をこれから披露するかもしれない。

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