ドルトムントに欠かせぬ“中盤のリンクマン” ブラントが披露する極上の働き

ドルトムントで印象的なパフォーマンスを披露しているブラント photo/Getty Images

フライブルク戦はCKから2アシストも

現地時間14日に行われたブンデスリーガ第19節にて、フライブルクとの上位対決を5-1で制したドルトムント。この試合で最も輝いた選手を挙げるとすれば、それぞれ2得点を挙げたFWアーリング・ハーランドやDFトマ・ムニエといった選手たちになるだろう。

しかし、中盤で常に周囲に気を配り、チームの攻撃を円滑に進めるため奮闘していた選手もことも忘れてはいけない。この試合でMFユリアン・ブラントが見せた働きは、間違いなく称賛に値するものだった。

このフライブルク戦に中盤の一角としてフル出場を果たし、巧みなパスとポジション取りでドルトムント攻撃陣の舵を取ったブラント。マルコ・ロイスと共に相手が敷いたブロックの間でボールを受け、前線の味方へボールを繋げる動きは秀逸の一言に尽きる。中盤のリンクマンとして抜群の働きを見せた彼は、勝利を掴むうえで欠かせない存在だったと言っていいだろう。
さらに、ブラントは持ち前のキック精度を活かして、コーナーキックからDFトマ・ムニエの2得点をいずれもアシスト。守備面でも危ないところをきっちり抑え、あらゆる場面で彼の存在は効いていた。フライブルクにとって、彼が非常に厄介な存在であったのは間違いない。マン・オブ・ザ・マッチを選ぶとなればハーランドやムニエあたりになるだろうが、ブラントの貢献もまた見逃すことはできなかった。

昨季こそドルトムントでやや苦しいシーズンを過ごしたものの、2021-22シーズンはチームの中心として機能しているブラント。今後も彼のプレイからは目が離せない。

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