今季も離脱日数は“100日超え” ガラスすぎるベイルのキャリアはこのまま終わるのか

怪我が続くベイルのキャリア photo/Getty Images

レアルでは戦力になれそうにない

リーガ・エスパニョーラ制覇2回、スペイン国王杯制覇1回、チャンピオンズリーグ制覇4回、クラブワールドカップ制覇3回など、レアル・マドリードで輝かしい成績を残してきたFWガレス・ベイル。しかし、クラブとの別れはあっさりとしたものになるかもしれない。

獲得してきたタイトルや実績から考えれば、ベイルは紛れもなくレアルのレジェンドだ。スペイン国王杯の決勝では有名なバルセロナDFマルク・バルトラをぶち抜いてのゴールや、チャンピオンズリーグ決勝でアトレティコ・マドリード相手に決勝点を挙げたり、リヴァプールとの決勝ではバイシクルシュートを決めたりと、ここぞという場面では輝きを放ってきた。

ただ、怪我が多すぎる。今季も開幕から3試合には出場したが、膝の怪我で離脱。1度はベンチに戻ってきたが、再び離脱することになり、昨年9月からはレアルで1度もプレイしていない。今季も離脱日数は100日を超えてしまった。
この間ウェールズ代表でのゲームには出場していたため、サポーターとしては複雑だろう。ベイルがウェールズ代表として2022ワールドカップ出場を狙っているのは間違いないが、そこで負傷しての離脱はレアルにとって痛手だ。

ベイルとレアルの契約は今季までとなっており、スペイン『MARCA』も再びレアルで戦力になる可能性は低いと見ている。今ではヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエスといった若手も成長し、ベイルが割って入るスペースはありそうにない。

またウェールズ代表は3月に行われるワールドカップ・プレイオフに回ることが決まっているが、ベイルはここで敗れた場合に現役を退く可能性もあると言われている。再びレアルで輝くことなくキャリアを終える可能性もあるが、ガラスのレフティーの今後はどうなるのか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ