W杯までに《日本のメトロノーム》を代表で試すべき? ベルギーで絶賛の声は止まらない

シャルルロワで活躍を続ける森岡 photo/Getty Images

W杯イヤーの今年に招集はあるか

近年はベルギーで多くの日本人選手が活躍しているが、その中でもNo.1に近い存在がシャルルロワでプレイするMF森岡亮太だろう。

今季はここまでリーグ戦21試合をこなし、4得点7アシスト。得点数は昨季の2点を超え、アシスト数も昨季の7本に並んだ。ベルギー『WALFOOT』は今季前半戦のチームベストプレイヤーに森岡を選んでおり、シャルルロワ移籍後最高のパフォーマンスをしていると日本のメトロノームを絶賛する。

チームでは最多の13ゴールを挙げているFWシャマル・ニコルソン、それに次ぐ7ゴールを記録しているイラン代表FWアリ・ゴリザデもいるが、それでも森岡の方が評価は高い。
気になるのは、ワールドカップ・イヤーでもある2022年に森岡が日本代表招集を受けるかどうかだ。

森岡が最後に代表でプレイしたのは2018年3月のマリ代表戦となっており、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が解任されてからは代表と縁がない。

ただ、今季の森岡はベルギー挑戦以降で1、2を争う状態と言っても大袈裟ではない。単純に数字だけで見ると、今季はワースラント・ベフェレン時代の2017-18シーズンに記録したリーグ戦7得点10アシストの数字にも届くかもしれない。

森保ジャパンの中盤は決して層が厚いとは言えない。攻守両面でレベルアップしている森岡ならばスタメンを奪うことも不可能ではないはず。

近年は海外組が代表の大半を占めるようになったが、継続してベルギーで結果を出す森岡はまだ代表戦5試合にしか出場していない。年齢的には今年のワールドカップが最後となる可能性もあり、代表から声がかかるのか注目だ。

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