アーセナル移籍で市場価値は2500万ユーロへ 鎌田を抜いて最も価値ある日本人となった男

既に高かった冨安の評価だが、ここ半年でさらに上がることになった photo/Getty Images

冨安の活躍には驚かされるばかりだ

FC東京の渡辺剛がベルギー行きを決めるなど、海外で活躍する日本人は日々、増えている。しかし、適応できずにJリーグ復帰を決断する選手も多く、海外移籍の難しさがうかがえる。そんな中でも欧州トップクラスのレベルとされるプレミアリーグで継続して出場機会を得ている冨安健洋はより評価されるべき選手だろう。

アビスパ福岡からベルギー、イタリア、そしてイングランドと順調にステップアップを成功させている冨安。アーセナルでも不動の右サイドバックとしてピッチに立っており、攻守に渡って躍動している。右SBでは既にファーストチョイスであり、移籍後半年足らずで指揮官であるミケル・アルテタからの信頼も獲得している。

そんな冨安は現代サッカーでSBに任されるタスクをすべて高水準でこなせるプレイヤーだ。後方では中盤のように振舞いパスの配球役に回りつつ、前線ではクロスや動き出しで味方のサポートを行っている。守備では自慢の対人の強さを披露しており、プレミアトップクラスのドリブラーとして知られるニューカッスルのアラン・サン・マクシマンと対峙した際も相手に仕事をさせず、完封していた。さらにまだ23歳と伸びしろのある選手であり、アーセナルが今夏に獲得した選手の中でもトップクラスの当たり補強だといえる。

このように素晴らしい活躍もあり、データサイト『transfermarkt』での市場価値は2000万ユーロから2500万ユーロに上がっている。以前まではフランクフルトの鎌田大地がトップだったが、今回の変更で冨安が日本人の中で最も価値の高い選手となっている。

ボローニャからアーセナルへきて半年で、自身の価値を500万ユーロ上げた冨安。プレミアリーグの右サイドバックの選手では6番目の金額となっており、今季アーセナルがフィニッシュする順位次第ではより評価を高めることになるか。

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