“アジア最高級FW”は今冬ついに5大リーグへ? フランス行き近づくイラン代表FW

今冬のリヨン移籍が濃厚となっているアズムン photo/Getty Images

すでに個人合意か

現アジア最高のストライカーとの呼び声も高い男は、今冬の移籍市場で欧州5大リーグへと向かうのだろうか。現在はゼニト・サンクトペテルブルクでプレイするイラン代表FWサルダル・アズムン(26)に、リーグ・アン行きの可能性が浮上している。

2013年にルビン・カザンでプロキャリアをスタートさせ、その後はロストフへの移籍などを経験したのちに2019年からゼニトでプレイしているアズムン。昨季はリーグ戦24試合の出場で19ゴールを挙げる活躍を見せるなど、ストライカーとして脂が乗ってきた印象は強い。今季もここまでは公式戦21試合の出場で10ゴールを挙げており、近頃の彼はロシアリーグの枠に収まらない点取り屋となりつつある。

そんなアズムンだが、彼にはいよいよステップアップの瞬間が訪れるかもしれない。仏『FootMercato』によると、同選手は今冬リーグ・アンのリヨンに向かう可能性が濃厚となっている。すでに個人合意は成立した模様で、あとはクラブ間で移籍金に関する交渉を残すのみになっているようだ。
2021-22シーズンはここまで、リーグ戦でのトップスコアラーが6得点のMFルーカス・パケタとなっているリヨン。パケタの活躍は嬉しいものの、最前線で身体を張れる絶対的なフィニッシャーは欲しいところだった。その点、ポストプレイや水準以上のテクニックを武器に前線で起点となれるアズムンは、悪くない補強と言えるだろう。いまだ感情のコントロールにやや難を抱えている面はあるものの、そのクオリティが高いのは間違いない。

26歳という選手として脂の乗った時期に欧州5大リーグへと活躍の場を移すことが濃厚となっているアズムン。はたして、移籍となればアジア屈指のストライカーはリーグ・アンでどこまで通用するのだろうか。

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