レアル行き濃厚でも大人気? ビッグクラブの注目集めるチェルシーのアグレッシブDF

来夏レアル行きの可能性も報じられているリュディガーだが…… photo/Getty Images

プレミアのライバルも争奪戦に参戦か

チェルシーにおける“守備陣の柱”とも言える存在は、2021-22シーズン限りでチームを去ることとなってしまうのだろうか。ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーには、今もなお移籍の噂がついて回っている。

今季限りでチェルシーとの現行契約が満了を迎えるリュディガー。その契約延長交渉は今もなお進展がないようで、彼に関しては近いうちの退団が現地で噂されている。そして、なかにはすでに来夏の移籍がおおかた決まったという報道も。英『Independent』によると、レアル・マドリードはすでに彼の代理人を務める兄弟とリュディガーの来夏移籍に関する合意を取り付けたとのこと。まだ真偽は不明だが、こんな話も出てくるほどにドイツ代表DFの周囲は慌ただしくなっている。

そんななか、レアル以外のクラブもリュディガーの獲得を狙っている。先述したレアルとの合意が真実であればすでに話は決着しているはずだが、ここにきてマンチェスター・ユナイテッドが本格的に彼の獲得へ動き始めているようだ。英『football.london』によると、先日同クラブの指揮官に就任したラルフ・ラングニック監督は、リュディガーのことを相当に高く評価しているという。同監督は彼がマーケットに出回ることとなれば絶対に確保したいと考えているようで、その要望を聞き入れたマンUは最後まで獲得の道を模索するとのことだ。
前線からの果敢なプレスを始めとして、アグレッシブなサッカーを展開することで知られるラングニック監督。彼のサッカーでは最終ラインの選手にも積極性が求められるだけあって、チェルシーでその特色を存分に発揮しているリュディガーは喉から手が出るほど欲しい人材か。敵陣まで出ていくプレイを恐れず、かつクオリティの高いCBというのは貴重。その点で、ラングニック監督が無理を承知で彼を欲しがるのも無理はないと言える。

チェルシー残留か、レアル移籍か、はたまたマンUへ移籍か……。さまざまな可能性が出てきたリュディガーだが、はたして来季彼はどこでプレイしているのだろうか。その動向からは今後も目が離せない。

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