《プレミア18得点》奪った4年前の姿はどこへ 出口見えぬ25歳の才能は移籍すべきなのか

トッテナムでもがくデル・アリ photo/Getty Images

指揮官が代わっても好転していない

2016-17シーズンにプレミアリーグで18得点を挙げた超攻撃的MFの姿はどこへやら。

指揮官が代わっていくことで状況も好転するかと思われたが、トッテナムでは未だMFデル・アリの苦戦が続いている。

数年前のデル・アリはスティーブン・ジェラードやフランク・ランパードとも比較された得点を奪えるMFだったのだが、成績は徐々に下降。ジョゼ・モウリーニョの下ではポジションを失い、昨季はプレミアリーグ無得点でシーズンを終えてしまった。
今季開幕直後はヌーノ・エスピリト・サント新指揮官の下で出番を取り戻したが、結果は出ず。指揮官がアントニオ・コンテに代わってからは出番が増えていない。

自慢の得点力も影を潜め、今季ここまでリーグ戦8試合で1得点のみだ。英『Daily Mail』はコンテが好んで使う[3-4-2-1]の中ではデル・アリに輝く場所がないのではと取り上げており、今冬にクラブを離れる案もあると伝えている。

イングランド代表の方では続々と優秀な若手が出てきているため、クラブで結果を出していなければ代表からも声がかからないだろう。来年のワールドカップへ、デル・アリはピンチだ。

25歳と中堅世代に入ったデル・アリが本来の得点力を取り戻す時はくるのか。今季もまだ出口は見えない。

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