前回とはひと味もふた味も違う? PSG戦に臨むシティのチーム内での変化

特にカンセロは大きく成長したか photo/Getty Images

今回は前回と違った内容となるか

ミッドウィークにはCLのグループステージが予定されているが、注目試合となるのはマンチェスター・シティ対パリ・サンジェルマン戦だ。グループステージ第2節の同カードでは2-0でPSGの勝利となったが、今回はまた違った結果になることが予想される。

ホームチームであるシティのアドバンテージは、前回対戦時と違いチーム内の疲労感が緩和されていることだ。前回はプレミアでのチェルシー戦とリヴァプール戦を挟んだミッドウィークで行われており、メンバーも今季は控えであるラヒーム・スターリングやリヤド・マフレズを起用するなど、プレミアでの試合を見据えた編成となっていた。

しかし、現状はケビン・デ・ブライネが新型コロナウイルスの影響で欠場する以外に起用できない選手はおらず、直近のエヴァートン戦ではフィル・フォーデンのような主力選手を休ませることができた。

また、各選手のコンディションが以前とは異なる。センターバックではジョン・ストーンズが復調しており、左サイドバックのジョアン・カンセロは以前よりも増した安定感を手に入れている。アンカーのロドリはフェルナンジーニョ以上の守備力を手に入れ、ベルナルド・シウバはデ・ブライネを超える存在感を見せている。

PSGもメッシがチームにフィットするなどポジティブなことも多いが、直近のナント戦、ボルドー戦で失点を喫するなど、付け入る隙は十分にある。第2節は不覚を取ることになったが、今回のシティには期待して良さそうだ。

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