リヴァプール自慢の右サイドを完封 サラーに仕事をさせなかった英代表MF

勝利に貢献したライス photo/Getty Images

リヴァプールに3-2と勝利

プレミアリーグ第11節でウェストハムはリヴァプールと対戦。開始早々に先制点を決めて優位に進めると、3-2で勝利した。破壊力抜群のリヴァプール攻撃陣をけん引するモハメド・サラーに仕事をさせなかったのが、デクラン・ライスだ。

リヴァプールの右サイドはSBにトレント・アレクサンダー・アーノルド、インサイドハーフにジョーダン・ヘンダーソン、ウイングにサラーが配置され、三角形を作って相手を崩す。UEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦でも、その形で好機を作り上げ、勝利に貢献している。

そんな三角形を阻んだのがボランチのライスだった。ヘンダーソンとサラーの間に顔を出し、パスカットや身体を張った守備でインターセプトした。リヴァプールの右サイドに蓋をしたことにより、サイドチェンジのボールや最終ラインからのロングボールが抑制され、リヴァプールの真骨頂である攻撃を最後まで封じた。

また守備面においてもタックル数は「5」を数えており、加えてデュエル勝利数は「6」とチームトップの数字を残すなど、高いデータを記録した。開幕からアウェイゲームで5試合連続中だったサラーを完封することができたのも、高い強度で90分間中盤を制圧し続けたライスのおかげであると言える。

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