「デビューしてから悪い時がない」 プレミアでも難なく活躍する冨安に驚いた

アーセナルで主力になった冨安 photo/Getty Images

サポーターも守備力を評価

イングランド・プレミアリーグに適応するのは難しいが、それをあっさりやってのけているのがアーセナルDF冨安健洋だ。

イタリアのボローニャで右のサイドバックをこなしていたとはいえ、センターバックを本職とする冨安が今季より移籍したアーセナルで右サイドバックの仕事をパーフェクトに近いレベルで遂行している。

今節3-1で勝利したアストン・ヴィラ戦でもチーム最多となる8回のボールリカバリー、7回のクリア数を記録(『Squawka』より)。今や冨安はアーセナルに欠かせぬ存在だ。
SNS上ではサポーターからも「デビューしてから悪い時がない」、「アーロン・ワン・ビサカより良い」など称賛の意見が多く出ており、しっかりとサポーターのハートを掴んでいる。

苦戦したゲームが1つもなかったわけではないが、ここまで致命的な守備のミスは見当たらない。冨安の獲得がアーセナルの守備力を向上させたのは間違いない。攻撃面では物足りなさがあるかもしれないが、マンUのアーロン・ワン・ビサカ同様に守備能力は高い。1対1でも信用できる。

いずれはセンターバックでもテストしてほしいところだが、冨安はこのままアーセナルとプレミアを代表する守備職人になっていけるか。ここまで苦戦する素振りも見せずアーセナルでポジションを確保してしまった冨安の適応力は凄まじく、ワールドクラスへのきっかけを掴んでほしいところだ。

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