相手の隙を見逃さなかった速攻 上位対決で圧勝に貢献したバイエルンの試合巧者

2得点を決めたニャブリ photo/Getty Images

ニャブリが2得点の活躍

バイエルンはブンデスリーガ第8節でレヴァークーゼンと対戦。勝ち点で並ぶ両者の対戦はバイエルンが5得点を決めて圧勝した。この試合で2得点を決めたセルジュ・ニャブリは、レヴァークーゼンの隙を見逃さなかった。

34分でバイエルンが3得点を決める予想外の展開となったこの試合。3点目からわずか1分後にニャブリがゴールネットを揺らす。敵陣で素早くボールをカットするとカウンターを発動し、トーマス・ミュラーのクロスに合わせたニャブリがゴールを決めて、チームの4点目を決めてみせた。

ニャブリは3ゴールを決められて足が止まっていたレヴァークーゼンのDF陣を見逃さず。カウンターになった瞬間に逆サイドから中央へ勢いよく走り込み、相手にボールを触れさせないままゴールを決めてしまう。

またその2分後にも自ら仕掛けてチャンスを作り、レオン・ゴレツカとのパス交換でペナルティエリアへと侵入。GKとの1対1を冷静に沈めて3分間で2ゴールを決めた。この得点もレヴァークーゼン守備陣が後手になっており、ニャブリの勢いに付いていける選手はいなかった。

3失点でメンタル面でも気落ちしてしまったレヴァークーゼンの守備陣。彼らの見せた隙を見逃さなかったのがニャブリだ。彼の流れを読む力もバイエルンの圧勝に大きく貢献している。

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