“W杯ベスト8”は夢のまた夢だったのか 世界も驚くサムライブルー大苦戦

サウジアラビアに敗れた日本代表 photo/Getty Images

まさかの予選敗退の危機

日本代表がワールドカップに出場できない。そんな時がくると予想していたサッカーファンはどれだけいただろうか。

おそらく世界もサムライブルーの現状に驚いているに違いない。近年の日本代表は海外組も増え、レベルアップしていると考えられてきたからだ。

ところが、現在行われている2022年のワールドカップ・アジア最終予選では3試合を終えて1勝2敗と大苦戦。

米『ESPN』は「ワールドカップに6回出場した日本は、ここ20年間常にアジアのトップと考えられてきたが、来年の大会を逃すリスクを抱えている」と取り上げている。

やはり問題視されているのは攻撃部分だ。8日のサウジアラビア戦は0-1のスコアで落としたが、相手ゴールを脅かすプレイが少ない。チーム全体で決定機をどう作っていくか答えが見えないように映る。

南野拓実、鎌田大地ら攻撃のキーマンとなってほしい2人も現在はクラブの方で元気がない。ヴィッセル神戸に加入したFW大迫勇也も、得点力の部分が物足りない。

攻撃陣がクラブで軒並み苦戦している影響がサムライブルーを直撃しているような格好で、予選3試合で1得点はまずい。

同メディアはセルティックで快調なスタートを切ったFW古橋亨梧をスタメン起用しないことにも驚いたようで、今の日本で最もゴールが期待できるプレイヤーと考えられているのだろう。古橋のようなフレッシュな人材を軸に据えるべきか。

東京五輪世代の中にも楽しみな逸材が多いことから、来年のカタール大会では史上初のベスト8入りを狙えるなんて期待もあった。それがアジア最終予選で大苦戦となり、ワールドカップ・ベスト8なんて前向きな希望を口にしている状況ではなくなってきた。

同メディアはグループBの中ではサウジアラビア、オーストラリア、日本の3チームの実力が突出していると見ているようだが、このうちグループ3位となったチームは大陸間プレーオフに回らなければならない。その最大の候補が現時点でサムライブルーなのは間違いない。

ワールドカップ・ベスト8入りを狙うはずが、大陸間プレーオフへ回ることになるのか。思いもよらぬところでカタール大会への冒険が終わる可能性が出てきた。

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