復活したレッズの“超攻撃的左SB” 山中亮輔の左足は得点量産へ大きな武器だ

怪我から復活した山中 photo/Getty Images

ユンカーの得点をアシスト

浦和レッズとセレッソ大阪がYBCルヴァンカップの準決勝で対戦し、1stレグを1-1のドローで終えた。怪我から復帰した山中亮輔は、すぐさまアシストを記録してチームに貢献した。

試合は12分に動いた。左サイドで浦和がチャンスを作ると、オーバーラップした山中のクロスからキャスパー・ユンカーが先制ゴールを決める。山中は得意な高精度の鋭いクロスを供給し、ユンカーが巧みに合わせて1点を奪った。

7月に行われた天皇杯のSC相模原戦で負傷した山中。あれから3カ月ぶりの出場となった公式戦ですぐさま自らの武器を見せ、浦和を得点へと導いている。

浦和の左SBには豊富なスタミナで90分走り切れる明本考浩や攻守のバランスが取れる宇賀神友弥などが在籍しているが、左足での精度の高いキックは山中だけの大きな武器だ。山中離脱後は、左サイドからクロスを上げて得点する形はあまり見られなかった浦和。そんなチームに心強い選手が戻ってきた。彼の左足がさらなる得点を生み出してくれることは間違いないだろう。終盤戦は今試合のようなゴールシーンが増えていくかもしれない。

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