淡々と得点を積み上げるスペイン代表FW 期待値はあのラウール越えも?

グアルディオラのコンバートは正解だったようだ photo/Getty Images

EUROでは2ゴールを挙げている

EURO2020ではベスト4入りするなど、かつての強さを取り戻しつつあるスペイン代表。若手選手を多く招集することで、世代交代に成功したようだ。

そんなラ・ロハは先日行われたワールドカップ・カタール大会に向けたヨーロッパ予選を戦い、見事コソボ代表に2-0で勝利を収めた。その試合で決勝ゴールを挙げたフェラン・トーレスだが、所属クラブであるマンチェスター・シティでは9番にコンバートされており、コソボ戦でも後半途中からセンターフォワードにポジションを移すなど、ストライカーとしての起用が多くなっている。

英『Manchester Evening News』によればスペイン代表の過去20試合でトーレスは10ゴールを挙げており、本来ストライカーではない選手としては驚異的な数字であると報じている。また、スペインを代表するストライカーであったラウール・ゴンザレスは22歳時点で代表13ゴールを挙げていたのに対し、21歳のトーレスは現在10ゴールを挙げているとのこと。2月でトーレスは22歳となるが、それまでにラウールが残した記録を破ることが出来るか、注目が集まりそうだ。

最近のスペイン代表は深刻な得点力不足に陥っているが、トーレスはそんな問題を解決できるかもしれない。所属クラブでもここまでの3試合で2ゴールを挙げており、悪くないスタートダッシュを切った。

ラ・ロハ、マンCと両チームは明確な点取り屋の不在で苦しんでいるが、トーレスが彼らを救うことになるのか。

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