プレミアで3戦連発中の24歳 身体能力だけじゃない長身FWの武器は

3試合連続得点中のカルバート・ルーウィン photo/Getty Images

エースとして君臨するカルバート・ルーウィン

カルロ・アンチェロッティ監督がまさかのレアル・マドリードへ就任というニュースから始まった今季のエヴァートン。後任となったラファエル・ベニテス監督の下、3試合で2勝1分で良いスタートダッシュを切っている。

その立役者となっているのが、ドミニク・カルバート・ルーウィンだろう。現在3試合連続ゴール中のエースがエヴァートンの上位進出へのキーマンとなるかもしれない。

開幕戦となったサウサンプトンとの一戦では、2-1から勝負を決める3点目のゴールをダイビングヘッドで決めたカルバート・ルーウィン。その後の2試合もPKから得点を決め、3戦連続での得点でチームに勝ち点をもたらしている。

身体能力の高さは以前から評価されているが、シュート精度の高さも彼の評価を高める要因の1つだろう。今季は3試合で11本のシュートを放っているカルバート・ルーウィンだが、そのうちの7本が枠内に飛んでいるのだ。

PKでの2得点とはいえ、誰しもが確実にゴールを決められるとは限らない。ましてやどれだけチャンスメイクしてシュートを放っても枠に入らなければ、ゴールネットを揺らすことはできないだろう。枠内にシュートを打つことができるカルバート・ルーウィンは非常に貴重な存在であり、エヴァートンにとって大きな武器となっている。

今夏にはマンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示していたが、チームに残留。昨季は序盤戦で首位に立ったエヴァートンだったが、最終的には10位でシーズンを終了した。昨シーズンを繰り返さないためにも、彼のゴール量産が重要となってくる。

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