2017年以来のドイツ代表入りからW杯へ 29歳が目指すオランダの地からの大復活

PSVで結果を出すゲッツェ photo/Getty Images

正しい軌道に乗っている

来年のワールドカップ・カタール大会へどこまでアピールできるのか。

勝負のシーズンを迎えるのは、オランダ・PSVで奮闘を続けるMFマリオ・ゲッツェだ。

2014年のワールドカップ・ブラジル大会ではドイツ代表を優勝へ導いたゲッツェだが、それからのキャリアは苦しいものとなってしまった。
古巣ドルトムントでも満足な結果は出ず、再挑戦の場に選んだのがPSVだった。ここまではその狙いが当たったと言っていい。

昨季に続いてゲッツェは今季もPSVでのプレイを継続しており、先日行われたアヤックスとのヨハン・クライフ・スハールでも得点を記録して4-0の大勝に貢献。ライバルとなる若いアタッカーは多いが、このままいけばポジションを確実なものと出来るかもしれない。

そしてその奮闘はドイツ代表再招集へ繋がる。オランダ『Voetbal Premier』はゲッツェがドイツ代表再招集へ正しい軌道に乗っていると伝えており、来年のワールドカップへ期待をかけている。

SNS上でも「ゲッツェが再び代表でプレイできれば素晴らしい」、「ゲッツェがトップコンディションにあるという事実は希望だ」といった声が上がっており、PSVでの活躍で再び評価は変わり始めている。

29歳とまだまだ衰えるような年齢ではなく、代表で主力になることも不可能ではない。最後にドイツ代表でプレイしたのは4年前の2017年11月に行われたフランスとの親善試合だ。

4年の時を超えてドイツ代表復帰へ、オランダの地からゲッツェの懸命なアピールは続く。

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