C・ロナウド、ディバラ、キエーザ、モラタら溢れる攻撃陣 ユーヴェが抱える豪華な悩み

ディバラとC・ロナウドの連携も期待 photo/Getty Images

どの組み合わせがベストか

ユヴェントスの指揮官に復帰したマッシミリアーノ・アッレグリは、実に豪華な悩みを抱えている。

それは前線の構成だ。

タレントだけを見ると、ユヴェントスの選択肢は多い。まずは大エースのクリスティアーノ・ロナウド、復活が期待されるパウロ・ディバラ、スペイン代表のアルバロ・モラタ、EURO2020で大活躍したイタリア代表のフェデリコ・キエーザ、他にもデヤン・クルゼフスキ、フェデリコ・ベルナルデスキ、ファン・クアドラードも元はウイングを本職とする選手だ。
問題はどの組み合わせを並べるのか。攻撃の中心はロナウドになるはずで、[4-3-3]の場合は左のウイングがベストポジションか。最前線も担当できるが、ロナウドの場合はウイングから自由に動く方が合っているだろう。

キエーザは新シーズンで注目したい選手の1人だ photo/Getty Images

アッレグリの選考に注目集まる

ロナウドを左にするならば、前線中央はモラタがファーストチョイスか。ディバラの偽9番も選択肢だが、アッレグリがこれを選ぶかは疑問だ。

最後に右ウイングだが、ここは候補者が多い。EUROのパフォーマンスを見ればキエーザに賭けたいところだが、モラタを最前線で起用する場合はディバラのポジションが右ウイングしかなくなる。ここでキエーザとバッティングすることになり、ここに豪華な悩みがある。

[4-3-1-2]のシステムも選択肢だが、この場合はウイングポジションが消える。ディバラをトップ下、ロナウドとモラタを2トップで並べる案がオーソドックスだが、これではキエーザが起用しづらい。

ロナウドを左、キエーザを右、ディバラをトップ下、モラタを最前線に置く[4-2-3-1]ならば4人同時に先発できるが、守備のバランスも気になるところか。

アッレグリも序盤戦のうちにベストな組み合わせを見つけるはずだが、果たしてどの組み合わせがベストなのか。タレントは揃っているため、あとは組み合わせの問題か。

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