クラブレジェンドの背番号を受け継いだ古橋 新シーズンへの大きな期待

新天地でさっそくデビューを果たした古橋 photo/Getty Images

クラブからの期待の表れでもある

ヴィッセル神戸からセルティックに移籍したFW古橋亨梧。元横浜F・マリノスの監督であるアンジェ・ポステコグルーの存在もあって、活躍が期待されている選手だ。

そんな古橋だが、背番号が8番に決まったようだ。神戸時代に付けていた11を付けると思われたが、8を背負うことになった。

セルティックで8番といえば、MFスコット・ブラウンが長く背負っていた番号だ。ブラウンは2007年から昨季までセルティックに在籍したレジェンドで11-12シーズンから記録したシーズン9連覇を達成した際の主力選手である。

しかし、長くクラブを愛したファンには古橋が8番を背負うことを良く思わない人も少なからずいる。SNS上では「なぜ彼が8番なんだ」という批判の声も少なくない。

そんな古橋がやるべきことは背番号に見合った活躍をすることだろう。残念ながらセルティックはCLの予選2回戦でデンマークのミッティランに敗れてしまったが、リーグ戦ではライバルであるレンジャーズに奪われたリーグタイトルを奪還する必要がある。

レンジャーズは昨季、元リヴァプールOBで指揮官であるスティーブン・ジェラードと共に無敗優勝を成し遂げており、今季も連覇を狙ってくるはずだ。

クラブのレジェンドの背番号8を受け継いだ古橋。クラブやファンから大きなプレッシャーを受けることになるが、どこまで自身の実力を証明することができるか。21-22シーズンのセルティックに注目したい。

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