復調したFC東京の“強力助っ人”たち 後半戦のJをかき回す存在に?

昨季のような攻撃を見せられるか photo/Getty Images

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3ゴールでC大阪とドローとなった

明治安田生命J1リーグでFC東京はセレッソ大阪と対戦。互いにゴールを決めあい、3-3のドローで終了した。この試合で得点を決めたのはレアンドロやディエゴ・オリヴェイラといった外国人選手たちだ。FC東京を支える攻撃陣が後半戦に向けてギアを上げてきた。

顕著だったのが先制点のシーンだ。13分にカウンターでディエゴ・オリヴェイラからアダイウトンとつなぎ、レアンドロがペナルティエリア外からボールを保持する。ディエゴ・オリヴェイラとのパス交換で中央を割って入ると、右足を振り抜きゴールを決めた。

その後もディエゴ・オリヴェイラとレアンドロの2点目が飛び出し勝ち点1をもぎ取る。強力な攻撃陣を擁するFC東京が復活の狼煙を上げてきたのだ。一昨年にJリーグチャンピオンとなった横浜F・マリノスと最後まで優勝争いを演じ、昨シーズンもルヴァンカップ優勝を果たしたFC東京。今季はすでに7敗を喫するなど、今季は近年ほどの勢いは感じられなくなっていた。
特に気になっていたのが、得点源の選手たちについてだ。アダイウトンやレアンドロといった選手たちが、今季の前半戦はあまり調子が良いとは言えなかった。ディエゴ・オリヴェイラこそコンスタントに得点を重ねるものの、アダイウトンは本調子とはいえず、レアンドロは出場機会すら少なかった。その中で得点が奪えずに敗れる試合も見受けられた中で、最近では彼らの復調もあり5試合無敗を維持。6位に順位を上げるなど調子を取り戻している。

ここからオリンピックによる中断期間に入るが、外国人選手たちは上向きだ。彼らの活躍もチームにとって影響を及ぼすため、復調してきたことで後半戦も大きな期待が持てるだろう。反撃の後半戦へ向け、今季のFC東京から目が離せない。

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