強豪なのにイングランドの戦いは退屈? スコアレスドローが“17回”もある衝撃

見せ場なくスコットランドと引き分けたイングランド photo/Getty Images

ほとんど毎大会スコアレスドローがある

イングランド代表はメジャートーナメントでも優勝候補に挙げられることの多い強豪国だが、戦いぶりは少々地味だ。

今回のEURO2020でもヤングタレント軍団として前評判は高いが、グループステージ2試合を終えた段階で奪った得点は1点のみ。第2節ではスコットランドを最後まで崩せず、スコアレスドローで終えている。

EUROとワールドカップを合わせると、スコットランド戦はイングランドにとって17回目のスコアレスドローだった。両大会合わせて24回出場し、そこで17試合もスコアレスドローがあるのは多すぎる。
データサイト『Opta』によれば、EUROとワールドカップ合わせてスコアレスドロー17回という数字は対象国の中で最多の数字だという。

スコットランド戦も激しい戦いではあったが、イングランドの攻撃は決してエンターテイメント性溢れるものではなかった。退屈と感じたサポーターもいただろう。

グループステージ2試合を終えた段階で失点がないのは見事だが、今の戦いぶりで頂点にたどり着くことはできるのか。

メイソン・マウント、フィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュら才能豊かなテクニシャンは出てきているのだが、イングランドの戦いはどこか面白味に欠けるものとなっている。

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