今夏でアーセナルが生まれ変わる? 約300億円を投入するヤング・ガナーズ計画

本当にこのような大型補強が行われるのか photo/Getty Images

グーナーに朗報だ

指揮官にクラブOBであるミケル・アルテタを招聘し、チームの再建に出たアーセナル。しかし、2季連続での8位フィニッシュと、上位に名を連ねることが出来ていないのが現状だ。

そんなアーセナルだが英「90min」によれば、今夏の移籍市場で約2億5000万ユーロ、日本円にして約300億円の補強費を選手獲得に費やすようだ。昨今のアーセナルからすれば見慣れない数字ではあるが、クラブ側も復権に本気ということか。

報道では更に具体的な選手名を挙げており、シェフィールドからGKアーロン・ラムズデール、ブライトンからDFベン・ホワイト、MFイヴ・ビスマ、ノリッジからDFマックス・アーロンズ、アンデルレヒトからMFサンビ・ロコンガ、レスターからMFジェイムズ・マディソンの獲得を目指すようだ。また、獲得方針についても明かされており、25歳以下に絞っているそう。

前述した記事の信憑性はさておき、チームの若返りを図る獲得方針については評価されるべきか。昨季はブカヨ・サカやエミール・スミス・ロウといった若い選手がチームを引っ張っており、若手の実力が再確認される年となった。また、ピエール・エメリク・オバメヤンやアレクサンデル・ラカゼットは30歳を超えており、昨季獲得したトーマス・パルティも28歳とチームの中心選手が円熟期を迎えている。そういう面でもチームの若返りは必須だと言える。

また、前述した若手二人以外にもガブリエウ・マルティネッリやジョー・ウィロック、ウィリアム・サリバと逸材を多く保有しており、どこまで彼らの才能を生かせるかアルテタの手腕に期待したい。

全盛期に比べ、少しクラブとしてのパワーが落ちてきたアーセナルだが、今夏でチームを大幅に若返らせ、新生ヤング・アーセナルとしてプレミア上位に名を連ねることが出来るか。今後の動向に注目だ。

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