“アジア最強国”の1つが苦戦中 2次予選で起きているサプライズ

アジアを代表する強豪国の1つであるイラン photo/Getty Images

W杯ロシア大会にも出場した強豪国が2敗

6試合を終えて37得点0失点で全勝。日本代表にとって、2022年のワールドカップ・カタール大会アジア2次予選は非常に楽なものとなっている。その実力差は圧倒的で、余裕をもって最終予選進出を決めることができた。

そんな中、番狂わせが起きているのがグループCだ。ここはFIFAランキング31位でアジア最強国の1つと評されるイラン代表がリードすると思われていたのだが、4試合を消化した時点で2勝2敗。バーレーン、イラク相手に黒星を喫しており、グループ3位に甘んじている。

イランは1試合消化が少ないものの、首位イラクとは勝ち点差が5点離れている。アジア2次予選では少ないサプライズの1つと言えよう。
FIFAランキング31位は日本の28位に次いでアジア2番目となっており、2次予選に招集されているメンバーも豪華だ。すっかり有名なGKとなったアリレザ・ベイランヴァンド、アジアを代表するストライカーの1人であるゼニト所属のFWサルダル・アズムン、ポルトガルの強豪FCポルトでプレイするFWメフディ・タレミ、今季ベルギー国内リーグで7得点を挙げているシャルルロワ所属FWカーヴェ・レザーイー、ワールドカップ・ロシア大会にも出場していたブレントフォードMFサマン・ゴドスなど、海外組も多い。

イラクとバーレーンもくせ者ではあるが、イランが負けることを想定していたファンは多くないのではないか。6月には香港、バーレーン、カンボジア、イラクと立て続けに4試合行うことになっており、ここで本来の実力を証明してほしいところだ。

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