1390回のリカバリー、タックルは493回 小さなボールハンターが刻む数字

トロフィー掲げるカンテ photo/Getty Images

サッカー史に名を残す守備的MFへ

2016年夏の加入から5年。フランス代表MFエンゴロ・カンテはチェルシーですべてを獲得した。

プレミアリーグ、2017-18シーズンにはFA杯、2018-19シーズンにはヨーロッパリーグ、そして今季はチャンピオンズリーグを制覇。チェルシーは2016年夏にレスター・シティからカンテを3200万ポンドの移籍金で引き抜いたが、この判断は大成功だったと言える。この5年の間にはフランス代表として2018年に行われたワールドカップ・ロシア大会も制しており、カンテにとってもチェルシー移籍は良い決断だった。

29日に行われたマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ決勝でも1-0の勝利に貢献し、このゲームのMOMにも選ばれた。タイトルの数から考えても、サッカー史に名を残す守備的MFなのは間違いない。

数字で見ると、カンテはチェルシーに加入してから493回のタックル、360回のインターセプト、1350回のボールリカバリーを記録している。時間にすると、5.8分に1回のペースでボールを回収していることになり、改めて数字で確認すると存在の大きさが分かってくる(数字は『Squawka』より)。

英『Squawka』は「これこそ全チームがカンテを欲しがる理由」と称賛しているが、カンテを欲しがらない監督などほとんどいないだろう。ボールを奪うだけでなく、ドリブルとパスも安定感がある。

今夏にはEURO2020が予定されており、フランス代表は優勝候補の一角だ。これまで獲得してしまえば、カンテは本当にすべてを獲得した男となる。レスターから始まったストーリーはどこまで続くのか。サポーターからは「バロンドール獲得の時」なんて意見も出ているが、それが実現しても文句を言うサッカーファンは少ないはずだ。

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