コストパフォーマンスも悪くない アーセナルが獲得すべき“3名”の実力者

ドルトムントで出番に恵まれないブラントだが、その実力は十分だ photo/Getty Images

来季の反攻に向けて補強は必須

2020-21シーズン、ここまでプレミアリーグで苦戦を強いられているアーセナル。ここまで35試合を終えて9位という成績に納得していないファンは多いだろう。開幕前には快進撃を予想するメディアもあったが、今季は安定してポイントを稼ぐのがなかなかに難しいシーズンとなっている。

しかし、地力があるのは間違いない。今季はシーズン後半から多くの若手が頼もしい活躍を見せただけに、彼らが上手くハマれば来季同じ轍を踏むことはないか。近年低迷が続くだけに、大きな期待感を持ちすぎるのも危険だが、希望がないわけではない。夏の移籍市場で適切な補強さえ行えば、上位は目指せるはずだ。

では、具体的にアーセナルはどのような選手を獲得すべきなのか。いくつか補強ポイントはあるものの、優先して確保に向かうべきはこの3名かもしれない。

・ユリアン・ブラント(MF/ドルトムント/25歳)

まず推薦するのは、ドルトムントのブラントだ。現時点で出場機会を失っているとはいえ、その実力は折り紙つき。ドルトムントではジュード・ベリンガムやマフムド・ダフード台頭の煽りを受けてしまっているが、いまだに一つひとつのプレイのクオリティは高い。中盤の低い位置からのゲームメイク能力、そしてウイングとしても起用可能なユーティリティ性はアーセナルにとって大きな力となるはずだ。加えて、予想される移籍金はたったの1750万ポンド(約26億6000万円)とも。25歳のドイツ代表MFが、このバーゲン価格。確保しに向かわない手はないだろう。

今季ノリッジで圧倒的なパフォーマンスを披露しているブエンディア photo/Getty Images

チャンピオンシップの帝王も

・ライアン・バートランド(DF/サウサンプトン/31歳)

2人目は今季でサウサンプトンとの現行契約が満了を迎えるバートランドだ。今季は左SBを務めたキーラン・ティアニーの代役探しに苦労しているアーセナル。グラニト・ジャカのスクランブル起用もアイデアは面白かったが、機能したとは言い難い。やはり本職の控えは確保しておきたいところだろう。そうなれば、バートランドは適任か。自慢のスピードを武器にサイドを制圧し、得意の左足で放り込むクロスも絶品。31歳という年齢は少し気になるが、フリーで獲得できる点の評価は高い。ティアニーの代役候補としては、これ以上ない存在と言えるだろう。

・エミリアーノ・ブエンディア(MF/ノリッジ/24歳)

今季チャンピオンシップ(英2部)で大暴れしているブエンディアもオススメ。ここまではリーグ戦39試合に出場して、驚異の15ゴール17アシストを記録。データサイト『Sofa Socre』によると、アタッキングサードにおけるパス成功数(735本)やキーパス数(122本)では、2位以下に圧倒的な差をつけてリーグトップに立っている。マルティン・ウーデゴーやダニ・セバージョスの退団が噂されるなかで、攻撃のリズムに変化をつけることができるテクニシャンは欲しいところ。移籍金は4000万ポンド(約57億円)程度になるとの報道もあるが、これだけの選手を獲得するにあたってそれなりの出費は当然だ。むしろ、この価格で獲得できるのは今夏がラストチャンスかもしれない。アタックする価値は十分にあると言っていいはずだ。

もちろん、ほかにも右SBの絶対的レギュラー候補やセンターバックといったポジションにも不安は残る。しかし、コストパフォーマンスの観点からも、アーセナルは今夏この3人の獲得にプライオリティを置くべきだろう。はたして、アルテタ監督は夏のマーケットでどのようにスカッドを整備してくるか。来季、ガナーズの反攻に期待がかかる。

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