今季のプレミア“大物新戦力”は苦戦気味 本領発揮できぬスター選手たち

ベイルはトッテナムに戻ってきたが…… photo/Getty Images

やはりプレミアへの適応は簡単ではない

プレミアリーグには毎回の移籍市場で大物プレイヤーがやってくるが、今季は苦戦する新戦力が多かった。

例えば昨夏大型補強に動いたチェルシーでは、アヤックスから加入のMFハキム・ツィエク、ライプツィヒからきたFWティモ・ヴェルナー、レヴァークーゼンからきたMFカイ・ハフェルツが思ったほどインパクトを残せなかった。

プレミアは適応の難しいリーグと言われるが、彼らも初のプレミアに苦戦した印象だ。

バイエルンからリヴァプールへ移籍したMFチアゴ・アルカンタラ、レアル・マドリードからレンタルの形でトッテナムに戻ってきたFWガレス・ベイルも本領発揮とはいかなかった。ベイルは時折輝きを放ったが、負傷がちなのは相変わらずだ。

C・ロナウド2世候補の1人としてファビオ・シウバも注目された photo/Getty Images

勝負は2シーズン目に

マンチェスター・シティではDFルベン・ディアスが大ヒットしたが、前線ではバレンシアから加入したMFフェラン・トーレスが徐々にトーンダウンしてしまった。出番も限られており、ここまで19試合で3得点2アシストは寂しいか。

アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへ加入したMFドニー・ファン・デ・ベークは明らかな外れで、キャリアに大きな傷を残すプレミア挑戦となってしまった。

ビッグクラブだけでなく、中堅クラブでもヒットしなかった補強はある。移籍金額で言うなら、3500万ポンドもの金額でFCポルトからウォルバーハンプトンへやってきた18歳のFWファビオ・シウバも外れか。

年齢的に過度な期待は禁物だが、それでもプレミア27試合出場で3得点は寂しい。ウォルバーハンプトンでは多くのポルトガル人選手が活躍しているが、まだファビオ・シウバはその波に乗り切れていない。

バレンシアからクラブ史上最高額の3000万ポンドでリーズ・ユナイテッドに加入したFWロドリゴ・モレノも陰が薄い。当初は大きな期待がかけられていたが、ここまで21試合で3得点に留まっている。移籍金額から考えると納得のいく数字ではないか。

昨夏の話題性から考えると、今季は苦戦した新戦力組の方が多いといった印象だ。勝負は2シーズン目となる来季だが、今季の評価を跳ね返す選手が何人出てくるのか。ビッグクラブで2シーズン続けての失敗は許されず、プレッシャーのかかる新シーズンとなるだろう。

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