開幕10戦未勝利も…… 現れたベガルタ仙台に希望の光を灯す“好調ルーキー”

試合後に札幌戦を振り返る加藤 photo/スクリーンショット

プロ初ゴールに続いてJリーグ初ゴール

ベガルタ仙台は24日、明治安田生命J1リーグ第11節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。敵地での戦いながら16分に幸先よく先制したものの、55分、88分と後半に2点を奪い返され、1-2の逆転負け。今季リーグ戦での初勝利は、またしてもお預けとなった。

10試合消化して3分7敗と、勝ち点を「3」しか積み上げることができず、19位に低迷している仙台。8年ぶりに復帰を果たした手倉森誠監督のもとで飛躍を目指したが、スタートダッシュに失敗し、苦しい状況に陥っているのだ。4チームが自動降格する今季の厳しいレギュレーションを考えると、この負の状況からできるだけ早く脱出したいところ。そのキッカケになるのは、やはり初勝利ではないか。

そんな苦しい状況ではあるが、仙台にポジティブな要素がないわけではない。チームに一筋の光を灯すのが、今季流通経済大学から加入したMF加藤千尋だ。3月末の清水エスパルス戦(ルヴァン杯・グループステージ第2節)のフル出場をキッカケに、一気に出場機会を増やすと、4月21日のサンフレッチェ広島(ルヴァン杯・グループステージ第3節)では途中出場ながらプロ初ゴールを決め、チームへ勝利へ導いてみせた。

そして、この日もチームは惜しくも敗れてしまったものの、63分までプレイした加藤は存在感を発揮していた。16分に右クロスを合わせ、プロ初ゴールに続いてJリーグ初ゴールをゲット。さらに、33分にはゴールとはならなかったが、ペナルティアーク付近からダイレクトでポスト直撃のシュートを放ち、惜しい場面を作っていた。また、ゴールシーンやチャンスシーンもそうだが、左サイドMFで起用されているものの、内側に絞って受けるシーンも目立った。相手との駆け引きで外と内、ボールを受ける位置をうまく使い分けている印象で、そのポジショニングの良さがうかがえた。

公式戦2試合連続中と調子を上げている期待のルーキー加藤。試合後に「ホームで勝てていないことはチーム全体で意識しているところ。絶対に勝つという気持ちを持ってやっていきたい」と述べていたが、ユアスタで柏レイソルと相見える次節(5月1日)こそ、チームを勝利へ導けるか。28日のミッドウィークに行われるルヴァン杯の横浜F・マリノス戦を含めて、今後のキーマンとなるに違いない。

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