湘南を勝利に導いた田中聡 18歳の新星は若さと安定感のハイブリッドルーキー

湘南の中盤に安定感をもたらす田中(写真は横浜FM戦) photo/Getty Images

プロ初得点を決め5試合ぶりの勝利へ導く

明治安田生命J1リーグ第9節でサンフレッチェ広島と対戦した湘南ベルマーレ。前半はお互いにこう着状態が続き、0-0で折り返す。すると56分、前線へ飛び出したアンカーの田中聡がゴールを決めて湘南が先制。この得点を守り切った湘南が1-0で勝利し、今シーズン2勝目となる勝利を挙げた。

湘南を5試合ぶりの勝利に導いたのは18歳のルーキーだった。田中は大迫敬介のゴールキックからのボールを相手陣内で奪うと、そのままドリブルを開始。ペナルティエリア外から町野修斗とのパス交換で侵入すると、ワンツーで再びボールを受けて右足を振りぬく。ボールはネットを揺らし、先制点を決めてみせた。若さ溢れる積極的な飛び出しが功を奏して貴重なプロ初ゴールとなった。

この試合、田中は[3-5-2]のアンカーとしてスタメン出場。守備では素早い出足からボールをカットして広島攻撃陣の攻撃を封じ込める。76分に途中交代するまで、攻撃時の若さとは逆にベテランのような老獪なプレイで安定感をもたらし、アンカーとして後方からチームを支え続けた。

今季トップチームに昇格した田中だが、昨季は2種登録選手としてすでに17試合に出場。その経験が今季の安定感と自信につながっている。加えて若さ溢れる攻撃で得点まで決めるなど、勢いのあるプレイを発揮。18歳のルーキーらしからぬ落ち着いた守備と、ルーキーらしいフレッシュな攻撃のどちらも兼ね備えたハイブリッドなMFが、湘南の上位進出へチームを支える新たな柱となる。

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