やはりユーヴェにはディバラが必要? 10番の存在価値を示すデータも

ナポリ戦で決勝ゴールを挙げたディバラ photo/Getty Images

いるかいないかで「0.5ポイント」も差が

やはりユヴェントスには、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの存在が必要かもしれない。

2015年夏に加入して以降、長きにわたってユヴェントスを牽引してきたディバラ。2017-18シーズンからはクラブの栄光の背番号である「10」を任される同選手だが、加入6シーズン目の今季はたび重なる怪我に悩まされており、セリエA第29節終了時点でわずか12試合の出場(3ゴール2アシスト)にとどまっている。チャンピオンズリーグでの試合を含めても、17試合しかピッチに立てていない。こういった状況もあり、この10番には昨夏に続いて今夏も再び退団話が浮上している。

ただ、ユヴェントスはこのままディバラを手放してしまっても良いのだろうか。確かに2018年夏にクリスティアーノ・ロナウドがやってきてからは、やや存在感は薄れ気味ではあった。2018-19シーズンはリーグ戦30試合に出場するも、5ゴール2アシストと寂しい結果にも終わっている。しかし、昨季は33試合に出場して11ゴール11アシストを記録し、期待を背負う10番としてしっかり持ち直して見せた。

タラレバは禁物だが、昨季後半戦あたりからMFアーロン・ラムジーなどとの関係の良さもうかがえていただけに、今季も怪我やコンディション不良さえなければ、ディバラはしっかりと活躍してくれていたに違いない。そして、ディバラさえいれば、チームもセリエAの首位に立っているインテルと、現在もスクデット争いができていたかもしれない。

なぜなら、復帰戦となった7日のナポリ戦で決勝ゴールを決め、早速結果を残して見せたディバラだが、同選手の存在価値を示すデータもある。ディバラがピッチに立った際の今季リーグ戦の12試合で、ユヴェントスはいまだ負けなし。平均獲得勝ち点も「2.3ポイント」となっている。それに対して、ディバラ不在時の平均獲得勝ち点は「1.8ポイント」しかなく、「0.5ポイント」も差があるのだ(データサイト『opta』より)。

やはりユヴェントスとってこの10番の存在は貴重だ。ディバラ側の意向もあるだろうが、簡単に手放していい選手ではないように思う。今夏の去就も気になるところだが、まずは残りの試合でディバラがどのようなプレイを披露するのかに注目したい。CL出場権争いにおいて、同選手は間違いなくキーマンとなるだろう。終盤戦で今季ここまでの鬱憤を晴らせるか。

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